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若者のコロナ自粛は本当に必要?重症化リスクの高い人を逆隔離した方が費用対効果は高いと思う

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「緊急事態宣言が出たのに若者が外出をやめない」
「若者はなんて身勝手なんだろう」
「若者が感染拡大させている」
なんて声を聞く。

が、私は若者にコロナ自粛が必要な理由が分からない。

病気にかからないために外出をやめようというのが本当に正しいのか?
外出を自粛しようと言っても、完全に外に出ずに生きることなどできない。
群れで生きる人間が、何か月も誰にも会わずに生活することなどできないのだ。
外に出る時間を減らす程度では、必ず誰かはこの流行り病に感染する。
多少外出を自粛したくらいで感染者をゼロにすることはできないのだ。
誰が風邪を引かないために外に出るのをやめようと言うだろうか。
大切なのは、手洗い・うがいに健康な体作りだ。

コロナは感染力が強く、病状が急速に悪化し、最悪の場合死に至る。
しかしそれは他の病気でも同じだ。
風邪でもインフルエンザでも、感染したり、死亡したりすることがある。
問題になるのは、コロナがどれくらい危険なのか、である。

コロナの死亡率はそんなに高くない

以下の表は年代別新型コロナの死亡者数である。
若者の死亡者はほぼいないことが分かる。

この時点で「若者はコロナにかかっても死亡しないのだから、死亡率の高い高齢者だけを逆隔離させれば良いじゃないか」と言いたくなるが、さすがにもう少し丁寧に考えてみる。
日本人の平均寿命が85歳だと考えると、40代~70代のコロナによる死亡者がこの1年弱で1500人もいたなら、それは多少恐れるべき感染症であるかもしれないからだ。

全体的なコロナの死亡率という観点で考えてみる。
1/25までのコロナによる死者数合計が5193人。
日本人口が1億2650万人。
人口10万対死亡率は4.1だと計算される。
因みに、肺炎の死亡率が98.3、脳梗塞が57.1、高血圧性疾患が5.8、インフルエンザが1.0だそうだ。
(参考:https://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/jinkou/geppo/nengai12/dl/h6.pdf

さらに、5193人という死亡者数には、基礎疾患があった人も含まれている。
コロナの重症化によって死亡したのではなく、元々ガンでコロナにもかかった、という人も「コロナ感染症による死亡者」としてカウントされてしまう。
従って、純粋なコロナ重症化による死亡者数は、5193人よりもっと少ないはずだ。
死亡者の中心が70代以上の高齢者で、高齢者のほとんどが基礎疾患を持っていると考えれば、純粋なコロナ重症化で死亡した人なんて果たしているのか?という疑問さえ湧く。

その上、コロナに感染したと診断された人の内、重症化しやすいのも「高齢者と基礎疾患のある方」とされている。
元々病気を持っている人がコロナ重症化もしやすく、元々の病気で亡くなったとしても「コロナによる死亡者」でカウントされるのだ。

出典:https://www.mhlw.go.jp/content/000699304.pdf

医療崩壊が起きればコロナ感染者以外の死亡率が上がる?

コロナで死亡はしなくても、コロナ患者が増えれば病院がキャパオーバーになり、別の病気のために入院する必要があった人が入院できなくなってしまう。
という話もあると思う。

しかし私は、これもコロナを危険視しすぎているから起きる問題だと考えている。
コロナの死亡率は低い。
治療法がまだよく分かっていないとはいえ、死亡率の低い、よくある病気だと思えば、そんなにすぐ病院に行かないのではないか?
少なくとも私は、風邪を引いても葛根湯を飲むだけで病院にも行かなければ薬も飲まない。
コロナの無症状感染者が大量にいるにも関わらず、PCR検査で陽性だった人をとにかく隔離しようとしている体制に無理があるのではないか。

さらに、民間病院は現状コロナ患者を診ていない。
医療崩壊と言いながら、民間病院には閑古鳥が鳴いている状態だ。
風評被害が怖いのも、コロナ患者が出る度に徹底消毒することが難しいのも分かるが、
・感染しても死亡率は低い
・どうせ対症療法しかできない
ことを考えれば、民間病院で風邪と同様に診察すれば良いのではないか。

重症化と死亡リスクが高い人を逆隔離すれば良い

なぜ、経済を回す若者に外出自粛を要請すること違和感を持たないのか。
外出自粛の要請は、各種補助金に繋がる。
飲食店に夜8時以降の営業停止を求めたなら、それ相応の補助金を払わねば彼らが生活できない。

しかも、経済を回す若者の外出自粛を求めても、若者の生存率は変わらないのだ。
コロナの死亡率を、年代別死亡率を思い出してほしい。

コロナ対策に予算を使うなら、重症化・死亡リスクの高い人を逆隔離するべきではないか。
ヨーロッパのようにロックダウンしてもなお、コロナ感染者数をゼロにはできない。
感染しても死亡しない人まで感染することを恐れる必要はないだろう。
重症化リスクの高い人の逆隔離政策こそ、少ない予算で、生存者を最大化し、経済も停滞させない方法なのではないかと私は思う。

この考え方と似た政策をとったのがスウェーデンのようなので、次回はスウェーデンの政策とその結果について考えてみたい。
スウェーデンのコロナ死者数は多いと言われているが、そこには様々な裏事情があるようだ。
そして、初期に若者への外出自粛を求めなかったスウェーデンでも、死者数は高齢者に多い。(それも基礎疾患があり施設に入っていた高齢者)
単純な死者数の比較ではなく、どのような区分の人が死んだのかまで確認したいと思う。

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