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ガチで政治を知らない人間が日本の仕組みを勉強する

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自分でもとても恥ずかしいことだと自覚していますが、私はニュースも新聞もほとんど見ず、見るとしてもビジネス系や技術系の話題ばかりで政治はさっぱりです。一応投票には行っていますが、「若い世代の投票率が高まるだけでもちょっとは生きやすい社会になるだろう!」くらいの気持ちで、選ぶ政党も適当。そもそも、どういうタイミングで選挙が始まるのかもよく分からずに、とりあえず選挙のハガキが来たら行く、くらいの感じでした。

小学校から社会の授業で政治の仕組みを勉強したような気はしますが、テストのために勉強しただけではすぐに忘れてしまい・・・。
このままではいけない!と思って高校の公民の教科書をもう一度開きました。

この「ガチで政治を知らない人間が日本の仕組みを勉強する」シリーズでは、勉強した内容を主にパワーポイントにまとめていきます。

三権分立による均衡と抑制

政治機構には、国会が担う立法権、内閣が担う行政権、裁判所が担う司法権があります。この3つは全てが同じくらいの力を持つように三権分立制度により抑制しあっています。

立法権(国会)

日本では議会制民主主義が採用されているので、国民は自分の意見に合った政党を選挙で選び、その政党に属する国会議員が国民の代表者として国会で議論します。国会では、国政の基準となる法を制定します。内閣も裁判所も、法を制定する権限は持っていません。
その他、国の予算を決めたり、内閣総理大臣を決めたり、裁判官が問題を起こした時に弾劾裁判を開いたりするのも国会です。

国会には衆議院参議院があります。衆議院と参議院で意見が異なった時は両院協議会が開かれて話し合いになりますが、それでも決まらなかった場合は衆議院の方が強い権限を持ちます。

行政権(内閣)

国会が決めた法律を執行し、実際に施策を作っていくのが内閣です。国会で指名された内閣総理大臣は国務大臣を指名し、内閣を結成します。国会にいた頃に中の良かった国会議員を選んでもよし、政党は違うけど意見は似ている議員を選んでもよし。とにかく、国務大臣は内閣総理大臣によって指名され、罷免されます。

内閣総理大臣は内閣結成後も必要に応じて国務大臣を変えることが可能。これが内閣改造です。

司法権(裁判所)

裁判所では、国会が決めた法を基に裁判をし、社会の紛争を解決します。

司法権は三権の中でも特に独立性が重視されます。犯罪を犯しても罰されない社会になったら、汚職が横行するからですね。立法権、行政権の司法権への関与は司法権の独立を脅かさない程度にするよう定められており、裁判官もめったなことではクビにならない決まりです。

まとめ

今回はここまで。

政治機構としては立法権、行政権、司法権の三権が重要ですが、次回以降は政治の仕組みを知るということで立法権(国会)と行政権(内閣)にフォーカスします。

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