2022年5月。足を骨折しました。
20代半ばにして、朝起きて、目眩がして、倒れかけた時の転び方が良くなかったという何とも情けない理由で。
家の中すらまともに歩けなくなる足の骨折は、精神的にも苦しいものでした。
いつ治るのか、どうすれば早く治るのか、医者の説明だけでは物足りなくて、ネットで色々検索したくなるでしょう。
どのくらいで治るのか、また、骨折中にやっておけば良かったと思ったことを、記事に残したいと思います。
Contents
骨折が治るまでの過程
骨折翌日
こちらが骨折翌日の状態。パンパンに腫れています。
骨折しているのは赤い印の部分です。
骨折した夜は痛みが強く、夜中に起きるほどでした。病院で鎮痛剤を出そうかと言われたものの、その時はあまり痛くなかったので断ってしまい、、保冷剤で冷やすしかない状態になりました。
翌日には、力を入れなければ痛くはない状態に落ち着きました。
骨折から2日後
腫れが引かず、色が悪くなりました。
骨折した箇所だけではなく、全体的に内出血した血が溜まって紫色の肌になっています。
骨折から1週間後
骨折から毎週整形外科に通いました。
この週の病院でもレントゲンを撮りましたが、骨折当日と何も変わっていませんでした。
1週間で少しはくっつくことを期待していたのですが、そんなことはなく。
ただ、骨がまったくズレていない状態なので、経過良好とのことでした。
骨折から2週間後
相変わらず腫れていますが、初期よりは腫れが引いてきました。
ギブスは取れないので歩けないものの、足を床につけただけで痛いということはなく、体重をかけなければ足をつけます。
レントゲンを撮ったところ、折れていた部分にもやがかかってきており、骨がくっつきかけていることが分かりました。
先生に足を押されても痛くありません。
2週間でここまで痛みが取れるのは珍しいそうです。
足の指を自力で動かして血行を良くすることで、腫れが引きやすくなるそうです。
折れているのは指ではなくて甲なので、ギブスをしたまま足の指を動かしたくらいで骨はズレないと。
その日から意識して足をグーパーさせるようにしました。(大して動かないけど)
骨折から3週間後
2週間目の時、来週には少し早いけどギブスをとれるかもしれないと言われていたのですが、結局取れず。
ただ、家の中ではギブスを取って歩いても良いと言われました。
そこで気が付きましたが、ギブスが取れても歩けないんですね。。
今まではできるだけ衝撃を与えないように、足指以外は動かさないように、と注意して生活していたので、足の筋肉がほとんどなくなって、ふくらはぎがプルプルです。
また、足指の付け根や足首が固まってしまっていて、曲げようとすると痛いです。自然に歩くためには足指や足首を滑らかに動かす必要があるので、足をつけているもののきちんと歩けてはいません。
骨折から4週間後
腫れや内出血はなくなりました。骨折していない方の足と比べても、違和感はありません。
3週間後から自宅ではギブスを外していた上、一切外出していなかったので、病院に行く時だけギブスをつけるのもおかしい気がして、松葉杖を持って普通に歩いていきました。
医者からは足首の筋肉が弱っていて、ねん挫しやすくなっているから気を付けるように言われました。
松葉杖は病院に返して、完全にギブスのない生活が戻ってきました。
ただ、走ることは勿論、早歩きも厳しいです。
骨折したところが痛いのではなく、親指の付け根や土踏まずが固まっているようで、歩くときに痛みがあります。
骨折から2か月たった今でも、日常生活は送れているものの、足に違和感は残っています。
自宅でヨガ程度の運動はしています。骨折した方の足で片足立ちもできます。ただ、ランニングや、骨折した方の足を強く踏み出すバドミントンは、まだ怖くてできないです。
骨折中にやっておけば良かったこと
前提として、医者の言うことをよく聞くというのは当然であるものの、私の場合は安静にしすぎて治りが悪かったと思いました。
骨はすぐについたものの、骨折した部分ではないところが固まって動きませんでした。
足指の曲げ伸ばし運動はしていましたが、ギブスをしたまま少し動かすだけだったので、親指はギブスに邪魔されてあまり動かせていませんでした。また、足の甲の骨折なのに足首までギブスで固めていたので、足首も固まってしまいました。
お風呂につかりながら骨折した部位が動かない範囲で関節が固まらないように動かしたり、足首に近い部分のふくらはぎをマッサージしたり、と適度に動かしておけば良かったと思います。
ただ、動かしすぎて骨がズレてしまえばさらに治りが悪かったと思うので、患部に影響がない範囲で動かす必要があると思います。