退屈することのない、刺激的な環境で仕事をしたい。
これからの時代、ITの専門知識が欲しい。
自分の専門分野がIT関連であると言っても差し支えないレベルの開発経験を積みたい。
そんな思いで就職を決めたのが某外資系ITコンサルのSE。
7月に新卒入社し、そこから2ヶ月半の研修。
学生時代から長期インターンをやっていた上、Officeソフトも使い慣れており、プログラミングも思っていた以上に得意だったので、研修ではそれほど苦労しなかった。
「まあ平均以上の力はあるよね」と思ってプロジェクトアサインを迎えたのは、9月の半ばのこと。
正直ナメくさったような状態で働き始めたわけだが、
そこから3週間、
いったい自分はどう変わったのかをまとめてみる。
できるようになったこと
時間管理
自分は仕事が早い、と研修で勘違いしすぎたからだろうか。
作業目安時間を見積もるのがとにかく下手だった。
今の仕事が何時間で終わるかを伝えられるかどうかで、その後の仕事が決まる。
「今の仕事のあとこのタスクできる?」(もちろん残業はなしで)
に答えられるかは非常に重要だった。
結論から言うと、3週間前よりずっと、作業時間見積もりの精度は上がった。
基本的には、自分が思った時間の2倍を言えばだいたい当たると言うだけだけど・・・。
なんの作業に何時間かけているのかを1日中記録しながら仕事をしてみると、思ったより作業はすんなり進まないことが分かるようになった。
質問
特に開発系のことだと、得意であればあるほど
「なんでも、考えれば分かる」
状態になる。
1時間悩めば答えは見つかるだろうが、1時間も悩むなら聞いた方が早い。
もちろん、先輩の時間を無駄にしないよう、質問の仕方は十分に考えるが、無駄に一人で悩まなくなったのは成長だと思う。
VBA
オフィスワークは単純作業がとにかく多い。
半日ほど暇だった時に、VBAを勉強して、依頼された仕事がボタン一つで終わるようにしてみた。
まだ調べながらマクロを組んでいる状態だが、慣れればかなり早くなる気がしている。
研修でVBAなんてやっていないし、マクロが組める同期は多くないと思うのに、私がマクロを使い始めた翌週にはあらゆるタスクの自動化をやらせてきた上司は、本当に人を育てるのがうまいと思う。
たまには褒めて欲しいけど。笑
これから頑張らないといけないこと
英文メール
私がアサインされたプロジェクトは、しょっぱなからグローバルプロジェクトだった。
提出資料は全部英語。さらに、現地(ヨーロッパ)で働く英語しかわからないメンバーもいるので、会議やメールも英語になる。
英語会議や、英語の資料の読み込みはそこまで問題なかったが、英文メールはしんどかった。
「お疲れ様です」「ご対応お願い致します」など、日本語でも使い慣れないビジネス用語をどう英語にすれば良いのか・・・。
単純な翻訳ではなく、「丁寧な雰囲気になるか」に気をつけるのが難しかった。
これに関しては、書いたり読んだりしながら言い回しを覚えるしかないと思う。
結局何をしているのか分からない
3週間経って、いまだに自分のプロジェクトが何を作っているのかよく分からないと言うのは由々しき事態だと思う・・・。
切り離した一部のシステムを修正したり、システムの機能を整理したり、ドキュメントを作ったりはできる。
ただ、全体像が見えてこない。
プロジェクトの立ち上げから関わることは多くないと思うので、途中から参加してもキャッチアップできるコツを身に着ける必要がある。
まとめ
今のところは、楽しく仕事できている気がする。
同じ年代の同期はいないし、現地(ヨーロッパ)に行っているメンバーも多くてオフィスにいるのはごく少数だし、和気藹々とした雰囲気もないけど。
まあ、仕事自体は退屈しない。
あえて言うなら、もうちょっと「頭に汗かく」経験がしたいかな。
まあ、単純作業を全て手でやるような”単純作業労働者”の領域は脱してきたので、VBAを使ったり、時間管理をうまくやったりして、クリエイティブな悩みを持てる時間を増やしていきたい、と思う。