今日よりちょっと賢い明日、今よりずっと自由な未来

Liberal Arts & IT

Daily

管理職って楽しいの?【初めて部下を与えられる若手のぼやき】

投稿日:

出世したくない人が増えているそうです。

出典:https://www.m-base.co.jp/colum/index.html

私は、会社の上司に昇進したいかと聞かれれば即座にYesと答えます。
「給料=会社の中での自分の価値」と考えれば、昇進せずに低い給料でい続けるというのは、価値が低いままということになってしまうからです。
成長意欲と向上心、学習意欲の高い性格だという自負があるので、個人的にそれは許せないのです。

ただ、管理職になるのが楽しみかというと、そうではないんですよね。
何が面白いのかが分からないという気持ちが強いんです。

管理職より現場の方が面白いじゃん

私はITコンサルティングファームで、エンジニアとして働いています。
今、自分の仕事が面白いと思うポイントは、こんな感じです。

  • マネジャーと自分+1~3人という小規模チーム
  • チーム内で一番ソリューションに詳しいメンバーとして初期からプロジェクトに関わり、ほぼ全て自分で開発してきた
  • クライアントと会話してソリューションの特徴に合わせた業務改革提案もできる
  • 開発したシステムが上手く稼働しなくてもクライアント責任者に謝るのはマネジャー

最後の1つが重要で、全部やらせてもらえるのに、何か失敗した時に”怒られ役”になるのは上司なんです。
その割に、上司が開発手法について知っているわけではないので、私が開発内容を上司に毎日詳しく説明しているわけではありません。
そこはかなり放任されています。

流石に、失敗があれば何が足りなかったのか、次回はどうするのかという振り返りは上司とやりますが、ミス自体を責められたことはありません。
何をする予定なのか報告している限り、その予定で承諾した上司の責任になるのです。

私が特に良い上司に巡り合えたからというのもありますが、管理職より現場の方が面白いと思ってしまうのは、当然の流れだと思うのです。

成長の基準が管理職と現場で違いそう

成長意欲が高い自負がある自分にとって、成長しているという気付きは喜びそのものでした。
初めてドキュメント作成ではなく開発を任された日。
初めて英語でのミーティングのスピーカーを任された日。
初めてゼロからシステムを作った日。
初めてクライアントに提案した日。
一歩ずつ前に進んでいる感覚に、最高にわくわくしたのを覚えています。

結果的に、3年目にして60人の部署で4人選定される表彰を3回連続で受賞し、私が専門としているクラウドソリューションの中では第一任者と呼ばれるに至りました。

そうなると次に求められるのが「上司」としての経験。
次の若手を育てろと言われるわけです。
自分で手を動かさずに、若手に任せる。
そんなことをしたら私は何で成長意欲を満たせばいいの?と思ってしまいます。

教え方や育て方、プロジェクト進行の善し悪しで上司としての成長があるのでしょうが、それは自分自身の成長と言えるのでしょうか。
マネジメントが大事なのは分かるのですが、それは自分の成長につながるのかという点に疑問があります。

さらに、私は人にものを教えるのが下手な自覚があります。(笑)
今までも後輩はいましたが、後輩は部下ではないから彼の行動の責任を私が取る必要はないという気軽さがありました。
上司になってしまったら、そうはいきません。

結局、昇進しない選択はできない

色々ぼやいたものの、「昇進しない」選択はできないと思います。
昇進しない選択をし続ければ、いつまでたっても給料と価値の低い仕事しかしていない人間ということになってしまいます。
プレイヤーとしていくら成長していても、自分一人で達成できる仕事より、部下20人を率いて達成できる仕事の方が大きいのは当たり前です。

自分で開発ができなくなったら、良いプログラムを思いついた時の感動も、クライアントに業務改革を納得してもらえた時の喜びも、得られなくなってしまうのでしょう。
そして、自分で対応したわけではないものの「GO」を出してしまった内容が失敗したら、自分で謝らなければならなくなるのでしょう。

部下の人数が一人から二人、二人から4人、、、と増えていったとき、私は仕事にどんな達成感を見出すのでしょうか。

-Daily

Copyright© Liberal Arts & IT , 2021 All Rights Reserved Powered by STINGER.